2010年10月02日

「上司に必要なのは、一にも二にも人望」

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ある企業の本社ビルで、職場のほとんどの社員に嫌われている部長、美人秘書、そして若い男子社員が満員のエレベーターに乗り込みました。そのとたんに停電が起こって、エレベーター内が真っ暗になりました。暗闇の中で突然、キスをする音が聞こえ、その後激しくひっぱたく音がしました。

すぐに明かりがともりました。部長氏の顔には、鮮やかに平手打ちの跡が残っています。彼はたちまち、エレベーターに乗っていた人からたたき出されました。美人秘書は考えました。「部長って、なんて変な趣味をしているのでしょう。私じゃなくて、きっと若い男性社員にキスしたに違いない」と。その男性社員だけは真相を知っていました。さて、エレベーターの中で何が起こったのでしょうか。
ビル

上司と部下、さらには先輩と後輩など、仕事の上で上下関係にあるもの同士の関係がうまくいっているかどうかは、日常の会話に表れるとされています。一般的に密度の濃い話をすることができるとか、長時間会話が成立すれば関係の良好さのバロメーターになると思いがちですが、実際はそうではありません。それは目上の人の思い込みであることが多いようです。

上司は、自分では有意義な話を沢山していると思っていますが、文字通りただ長く話しているだけです。部下は、それがつまらない上司の自己満足の話であっても途中で打ち切ることができず、ただ耐えて聞き続けることだけです。それを濃密な会話ができたと勘違いしているのです。

よいコミュニケーションをとろうとするなら、上司はできるだけ下の人の話に耳を傾けるようにすべきだといわれます。また下の人が気軽に意見を口にできるなど、積極的に話せるように働きかけることが重要だと思います。ある本に書いてありました。上司に必要なのは、「大きな耳と小さな口だ」と。とはいえ、実際はなかなか難しいのが現実です。
耳

さて冒頭の、エレベーター内での出来事。真相は、若い男子社員が自分の手にキスをして、それから部長の顔をひっぱたいたのです。暗闇の中で何が起こったのかは知らなくても、多くの大衆は一番もっともらしいストーリーを思いつくものです。部長の顔には「動かぬ証拠」が残っていたため、彼の信用はがた落ちになったはずです。

こうなってしまってからでは、もう遅いというしかありません。真相を知っているただひとりの人物は、彼の敵だからです。しかも、倫理上のキズを作ると女性は救ってくれません。「上司はやはり、人望が大事」なのです。
posted by ウツボおやじ at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記